第5問|“技術”と“感性”、どちらを磨いていますか?|72EYEWORKS流・設計と仕上げ

2025.11.03

第5問|“技術”と“感性”、どちらを磨いていますか?|72eyeworks流・設計と仕上げ


こんにちは、72eyeworks(セブンツーアイワークス)です。

シリーズ 「9つの質問|72eyeworksが考える“これからの仕事と体験”」 の第5問です。テーマは技術と感性。私たちは、数値で整え、感性で仕上げる。この二層構造を、日々の実務として粛々と積み重ねています。

技術は「土台」、感性は「最終公差」

測定・設計・フィッティングは、視覚情報を安定させる土台です。一方、同じ数値でも装用者の姿勢、視線動線、疲労度、印象の要請によって、最終的な解は微妙に変化します。そこを整えるのが感性=最終公差です。

72式・二層のプロセス

  • 1. 設計(技術層):屈折値・両眼バランス・頂点間距離・前傾角・テンプルアライメントを規範値に収束
  • 2. 検証(体験層):視線移動、俯角・横顔での像の安定、屋内外の輝度差を想定した耐性確認
  • 3. 仕上げ(感性層):表情の緊張・眉線との関係・素材の存在感を加味し、印象と掛け心地の均衡点を決定

「数値に現れない差」を扱う

快適性の最後の数%は、計測器では拾いきれない領域にあります。装用者の生活の重心(仕事/運転/趣味)、可読性の要件、光への耐性。これらを総合し、技術の解を人の解へと更新します。

結論:二層を重ねて“一本”が完成する

技術は前提、感性は決定。72eyeworksは、数値の正しさと、日常での自然さを同時に満たす一本を目指します。


よくあるご質問

Q1. 「感性」の判断は主観的ではありませんか?
A. 主観に依存しません。標準化した手順(姿勢・視線・輝度差・表情評価)で検証し、必要最小の微修正に限定します。

Q2. 時間はどれくらい必要ですか?
A. 設計と検証を含め、通常よりやや長めです。最終公差を詰める工程が、日常での“違和感ゼロ”につながります。

Q3. 他店作成のメガネも調整できますか?
A. 当店でお求めの一本を対象に、経時変化を見ながら整える運用を採用しています。

設計と仕上げを、丁寧に。

体験型の測定と検証で、数値の正しさと日常の自然さを両立させます。

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