メガネ歴史物語|第7回:戦時下とメガネ:実用性が生んだ「軍用デザイン」が現代の定番に

2026.02.21

メガネ歴史物語|第7回:戦時下とメガネ:実用性が生んだ「軍用デザイン」が現代の定番に

現代のファッションにおいて「ミリタリー」は欠かせない要素ですが、メガネの世界も例外ではありません。私たちが「かっこいい」と感じるデザインの多くは、極限の状況下で戦う兵士たちの目を守るための「機能美」から生まれました。

こんにちは、72eyeworksです。

第7回のテーマは、軍事目的で開発されたメガネの進化です。特に飛行機や戦車の登場は、メガネにこれまでにない「耐久性」と「広範囲の保護」を要求しました。その代表格が、誰もが知るあの形です。

空の英雄が求めた「ティアドロップ(アビエイター)」

1930年代、高度を上げる飛行機のパイロットたちは、強烈な太陽光と頭痛に悩まされていました。そこで開発されたのが、目を覆い尽くすような涙型の「アビエイター(ティアドロップ)」です。

  • 目を守る形状: ヘルメットを被った状態でも視界を広く保ち、下を向いた時にも光が入り込まないよう設計されています。
  • バイクとの親和性: 風の巻き込みを防ぎ、目を広くカバーするこの形状は、後にライダーたちの間でも定番のスタイルとなりました。

メガネ歴史Q&A(第7回:ミリタリーデザイン)

Q:アビエイター以外にも軍用ルーツの形はありますか?
A:第二次世界大戦中に米軍が採用した「P3」と呼ばれるシェイプは、現在の「ボストン型」の原型の一つです。誰にでも似合いやすく、衝撃に強い設計が追求されていました。

Q:なぜ軍用のデザインが一般に普及したのですか?
A:終戦後、復員した兵士たちが日常生活でも愛用し続けたこと、そして映画などで銀幕のスターが軍用サングラスをかけて登場したことで、憧れのアイテムへと変わっていきました。

Q:ミリタリー由来のフレームは、今のバイク走行にも向いていますか?
A:はい。もともとヘルメットとの干渉を考慮したストレートテンプルなどの工夫が凝らされているモデルも多く、現代のライディングスタイルとも非常に相性が良いです。

まとめ:機能こそが究極の美しさ

「戦うための道具」として磨き抜かれたデザインは、無駄が削ぎ落とされているからこそ、時代を超えて私たちを魅了します。それは、当店のこだわりである「バイク専用メガネ」の考え方にも通じるものがあります。

次回は、メガネがコンプレックスを隠す道具から、個性を引き立てる「ファッションアイテム」へと覚醒した時代についてお話しします。

🗺 無駄のない「機能美」をその手に

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北鴻巣駅東口から徒歩1分。ミリタリー由来のクラシックフレームも豊富に取り揃えております。