PLAY WITH VISION|第8回:スキー・スノーボード用メガネを考える

2025.12.13

PLAY with VISION|第8回:スキー・スノーボード用メガネを考える

雪山でのスキー・スノーボードとスポーツメガネのイメージ

この記事のポイント
  • 雪山は紫外線・眩しさ・低温という過酷な環境
  • ゴーグル内での曇りを根本的に解決するフレーム選びと防曇レンズ
  • 雪面コントラストを強調し、安全な滑走をサポート

雪山の紫外線は平地の4倍とも言われます。目の保護は健康と安全に直結します。

スキーやスノーボードはスピード感と雪景色が魅力ですが、雪面からの強烈な反射光や紫外線、そして急な温度変化によるレンズの曇りが、安全な滑走を妨げます。72eyeworksは、極限の環境下でもクリアな視界を提供する専用メガネをご提案します。

雪山で求められる「視界性能」

  • 紫外線対策: 雪目や目の疾患を防ぐための、完全なUVカットと高い遮光性
  • 眩しさ対策: 雪面のギラつき(反射光)を抑える偏光またはハイコントラストレンズ
  • 防曇性: 運動による体温と外気の温度差、マスクの呼気によるレンズの曇りを防ぐ
  • 雪面認識: 雪の凹凸(コブ、アイスバーン、新雪)を正確に把握できるコントラスト性能

72式・スノービジョン測定の特徴

  • コントラスト強調: 雪の色(白)の中で、わずかな陰影やエッジを際立たせるための色補正・レンズ設計
  • 防曇設計: ゴーグルを着用した状態でのメガネと顔の距離を想定し、曇りにくいフレームを選定
  • 天候別レンズ: 快晴時(濃いミラー)、曇天・降雪時(イエロー系/ピンク系)など、コンディションに合わせたレンズカラーを提案

メガネの上から着用できる「OTG(Over The Glasses)」対応ゴーグルと、その中で最も曇りにくいメガネの組み合わせをご提案します。

ゴーグル内の曇り対策と雪面コントラスト

ゴーグル内でメガネが曇る主な原因は、メガネレンズと顔の間に湿った空気が閉じ込められることです。このため、メガネ自体に高性能な防曇コーティングを施すだけでなく、ゴーグル内で通気性を確保できる薄く小型のフレームを選ぶことが非常に重要です。

また、雪面の凹凸を見やすくするためには、雪の白さと、その陰影となる青やグレーの差を強調するコントラストカラーレンズが不可欠です。コブやアイスバーンの「境目」が見えるだけで、滑走の安心感は大きく変わります。


よくあるご質問

Q1. ゴーグル内でメガネが曇るのを防ぐ方法はありますか?
A. はい。専用の防曇コーティングを施したレンズを選ぶこと、また、ゴーグルとメガネの間に適切な空気の流れを確保できるフレーム(OTG対応フレームなど)を選ぶことが重要です。

Q2. 雪目(紫外線)対策にはどんなレンズが良いですか?
A. 標高と雪面からの反射により、雪山では紫外線量が非常に高くなります。UVカットはもちろん、雪面の強い眩しさを軽減する濃いカラーやミラー系の遮光設計が有効です。

Q3. 雪面の凹凸(コブなど)をはっきり見たいのですが。
A. 雪面の微妙な陰影を強調するコントラストカラーレンズ(ピンク系、オレンジ系、イエロー系)が有効です。これにより、雪面の状況を立体的に把握しやすくなり、安全性が高まります。

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店舗情報

72eyeworks(セブンツーアイワークス)
〒365-0064 埼玉県鴻巣市赤見台1-7-3/TEL:048-514-8508