目から鱗の日本史|第1回:ザビエルが持ち込んだ「知」の光。日本初の眼鏡は贈り物だった?

2026.04.24

目から鱗の日本史|第1回:ザビエルが持ち込んだ「知」の光。日本初の眼鏡は贈り物だった?

今や私たちの生活に欠かせない眼鏡。その技術が初めて日本に上陸したのは、今から約470年前の戦国時代にまで遡ります。持ち込んだのは、教科書でもおなじみのあの人物。布教のための「贈り物」として、眼鏡は日本の歴史に登場しました。

こんにちは、72eyeworksです。

新シリーズ「目から鱗の日本史」が始まります。私たちが毎日扱っている眼鏡が、かつてどのように日本人の顔に馴染んでいったのか。そのドラマチックな航海記を紐解いていきましょう。

1551年、周防の国に届けられた「魔法の道具」

日本に初めて眼鏡が伝わったとされる公的な記録は、天文20年(1551年)のことです。

  • フランシスコ・ザビエルの献上品: 山口の守護大名・大内義隆に謁見した際、布教の許可を得るための贈り物の中に眼鏡が含まれていたとされています。
  • 当時の呼び名は「めがね」ではない?: 当時は「眼鏡(がんきょう)」ではなく、ラテン語やポルトガル語の呼称、あるいはその形から「鼻かけ」などと呼ばれていたのかもしれません。
  • 驚きを持って迎えられた知の結晶: 当時の日本人にとって、文字が大きく見えるガラスの玉は、まさに西洋の魔法。知的好奇心の強い戦国大名たちを虜にしました。

日本の眼鏡史Q&A(第1回:伝来編)

Q:ザビエルが持ってきた眼鏡は、今のものと形が違いますか?
A:はい。前シリーズでもお話しした「リベット・スペクタクル(鋲留め眼鏡)」と呼ばれる、耳にかけるツルがないタイプだったと言われています。手で持つか、鼻を挟んで使っていました。

Q:一般の人がかけられるようになったのはいつ頃ですか?
A:伝来直後は、大名や高僧などごく一部の特権階級しか手にできない超高級品でした。庶民の手に届くようになるには、江戸時代の国内生産を待たなければなりません。

Q:72eyeworksには、そんな歴史を感じるフレームはありますか?
A:形こそ現代的ですが、クラシックな意匠を凝らしたデザインは数多く取り揃えています。ザビエルが見た驚きを、現代の洗練された技術で再現したような一本をご提案します。

まとめ:海を越えてきた知的好奇心

日本の眼鏡の歴史は、新しい文化への憧れと驚きから始まりました。それから470年。今や日本は世界屈指の眼鏡生産国となりました。そのルーツにある「良いものへの感動」を、私たちは大切にしていきたいと考えています。

次回は、あの「徳川家康」が登場。天下人が愛用した、現存する日本最古の眼鏡の正体に迫ります。お楽しみに!

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