目から鱗の日本史|第4回:根付職人が作った?日本の工芸美。べっ甲、漆、金工の技

2026.04.29

目から鱗の日本史|第4回:根付職人が作った?日本の工芸美。べっ甲、漆、金工の技

江戸時代のメガネは、単なる道具ではありませんでした。それは、持ち主の教養と美意識を象徴する「工芸品」でもありました。世界を驚かせる現代の日本のメガネ作り、その源流には、印籠や根付を手掛けていた超一流の職人たちの技があったのです。

こんにちは、72eyeworksです。

第4回は、日本の「モノづくり」のプライドについて。西洋から伝わったメガネを、日本人は独自の美意識で磨き上げ、世界に類を見ない美しい装身具へと変貌させました。

素材に宿る、職人の執念

江戸のメガネ職人たちは、身近な素材を芸術の域まで高めました。

  • べっ甲細工: 継ぎ目がわからないほど滑らかに仕上げる「熱圧着」の技。天然素材を自在に操る技術は、まさに日本の独壇場でした。
  • 漆と蒔絵: 木製のフレームに漆を塗り、金粉で美しい模様を描く。メガネケースもまた、美術品として大切に扱われました。
  • 金銀の細工: 鼻にかかるブリッジ部分に施された、目に見えないほど細かな彫刻。これは刀の鍔(つば)などを作っていた金工職人の技術が応用されていました。

日本の眼鏡史Q&A(第4回:伝統工芸編)

Q:なぜメガネ専用の職人ではなく、根付職人が関わっていたの?
A:メガネの小さな部品を削り出す作業には、緻密な彫刻技術が必要でした。そのため、日常の細かな装飾品(根付や櫛)を作っていた職人たちが、その腕を活かしてメガネ制作を支えていたのです。

Q:現代のメガネにも、その「工芸美」は残っていますか?
A:もちろんです!福井県鯖江市などで作られる職人シリーズには、今も手作業による研磨や彫金が受け継がれています。機械生産では出せない「色気」がそこにはあります。

Q:72eyeworksで扱う「職人系フレーム」の魅力は?
A:手にした時の質感、そして顔に乗せた時の「馴染みの良さ」です。江戸の職人たちが追い求めた美学を、ぜひ現代のフレームで感じていただきたいです。

まとめ:受け継がれる「手の記憶」

江戸の職人が一本一本、魂を込めて削り出したメガネ。その精神は、現代の日本のメガネ作りにも脈々と流れています。72eyeworksでは、そんな職人たちの「想い」が詰まったフレームを、大切にお届けしています。

次回は明治維新!文明開化の音とともに、日本のメガネは劇的な「形」の進化を遂げます。お楽しみに!

指先に宿る、日本の美を。

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北鴻巣駅東口から徒歩1分。職人技が光る逸品、ぜひ一度お手に取ってみてください。