
次世代アイウェアを支える5つのAIテクノロジー
近年、スマートグラスは“通知を見る”ガジェットから、AIがリアルタイムに解析・提案する“ウェアラブルアシスタント”へと進化しています。今回は、その進化を支えるキーテクノロジーを分かりやすく解説します。
1. オンデバイスAIチップ
Qualcomm Snapdragon XR系など専用SoCを搭載。クラウドに頼らず、翻訳・音声認識・画像解析を端末内でリアルタイム処理できるのが最大のポイントです。
2. 多モーダルセンサー
カメラ、マイク、加速度・ジャイロ、GPSなど複数のセンサーをAIが統合解析。これにより位置認識やジェスチャー認識が可能となり、ハンズフリー操作が実現します。
3. 視線トラッキング & AR表示
視線入力とマイクロLEDやWaveguideによる高輝度AR映像を組み合わせ、ユーザーが見ている対象をリアルタイムで認識。必要な情報を目の前に重ねることができます。
4. LLM連携音声アシスタント
ChatGPT系の大規模言語モデル(LLM)が自然言語で応答。旅行案内や同時通訳、レシピ提案まで、まさに“耳元の秘書”として機能します。
5. 超低消費電力バッテリー&通信
Wi-Fi 6E / 5G対応と独自の省電力チップにより、1日中着けても発熱を抑えつつ常時接続が可能に。
実用シーン
- 医療現場の遠隔指示
- スポーツ観戦でのリアルタイム字幕・翻訳
- 観光ガイド:ランドマーク自動解説
72eyeworks視点
- フィッティング技術:長時間装用でも疲れにくい軽量フレーム設計が必須。
- 度付き対応:AIスマートグラス×処方レンズの組み合わせ需要。
- メンテナンス・サポート:電子機器としてのアフターケア提案。
まとめ
スマートグラスは「メガネ+AI」という次のカテゴリーへ。
72eyeworksでは今後、度付きスマートグラスのフィッティングや“自分仕様”の掛け心地提案を研究していきます。
店舗情報
72eyeworks(セブンツーアイワークス)
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